for sibyl

for sibylになった。

なんか気付いたらするっと入っていた。

あんまりどんな気持ちか考える間もないままここまできてしまったので、自分がどんな気持ちだったのか整理してみようと。

まずよすがさんが進路の都合で札幌にいれなくなってしまうことはなんとなく知っていたし、私にも7月頃にサポートベースを頼めないかという話は来ていた。

そのときは指弾きしかできない！と断ってしまったけれど。

8月中旬、161倉庫での打ち上げ。

カウンターのところでもちゃもちゃ飲んでいたら、ノドカさんが息を切らしながら走ってきて(嘘かも)「カエデ！指弾きでもいいからサポートやってくれないか！」と言った。

ピックでベースを弾ける人が札幌にひとりもいなくなってしまったらしい。(嘘)

呑気な私は二つ返事で引き受けた。

曲は既にほとんど知っていたし、大好きだしちょっとfor sibylの曲やってみたいなと思っていたから。

そこから何回かサポートベースとしてライブに出た。

いいね！って褒められたりして、もしかしたらこのまま正規メンバーになったりするのかなとかぼやっと思ったけれど、ノドカさんとまどさんができるだけよすがさんと続けようとしていたのは知っていたし、なによりもそれを肌で感じていたから、簡単に入りたいとか言うもんじゃないなとも思った。

結果的に、よすがさんはfor sibylを離れることになり私が2代目のベースとして入ることになった。

今まで私は誰かがいた場所に新しく入るという経験があまりなく、どんな気持ちでいたらいいのか、どんな言い方をしたらみんなが嫌な思いをしないか考えた。

そんなにみんな気にしてないよ〜と思うかもしれないけれど、なによりノドカさんとよすがさんとまどさんが私のことを本当はどう思っているかわからなかったから怖かったんだと思う。

そのあとレコーディングが終わって音源が完成したりノドカさんと話したりツイッターのメッセージを見たりして、ちょっとずつビビってる場合じゃないと覚悟が決まって怖い気持ちも無くなってきた。

これからは私ができることってなんなのか、いっぱい考えて常に100%で続けていきたいね。

バンド云々の前に大好き先輩と一緒に過ごせるこれからの未来が楽しみです。

やるぞ！