唯一の青春
最近高校時代を振り返ることが沢山ある。
高校時代とは言ってもつい最近の話。
つい数ヶ月前の話。
それでもやっぱり周りの友達は見た目も中身も少し変わっていて
そしてやっぱり私も少し変わっている。
正直、私の高校生活はほとんど勉強漬けだったので
普通のそこらの高校生のような
"THE・青春"
を送ってはいないけれど
できる範囲で自分たちのやりたいことを実現していたような気がする。
先日、高校の時のバンドメンバー3人とご飯に行った。
そのうち2人は大学生、1人は浪人生。
今年は状況が状況だったので、お互いの新生活について話すのはほんの十数分で終わった。
正直そこからなにを話したかは忘れた。
確か、冬に参加した高校生バンドの大会用の応募動画を撮った後、出来が悪すぎてびっくりドンキーで
「もう、みんなで死んじゃおうか」
って言いあっていた話はした気がする。
毎日の勉強で疲れている身体にあんなにエタノールを詰め込んだのに心は120%回復していた。
仲間ってすごい。
友達ってすごい。
そしてやっぱり心から思った。
バンド組みたい
高校の時のバンド名は恥ずかしいから多分もう誰にも言えないけど
本当に一瞬で終わった私の唯一の青春。
ああ、スタジオ行きたい。
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